舞台「お前、なんで演劇やってんの？」キャスト募集

舞台「お前、なんで演劇やってんの？」キャスト募集
もう演劇に救われたって思わなくても良いんじゃない
主催：星劇、カテゴリ：舞台

主催

募集締切

2022/3/10

募集内容

なんで演劇やってんの？
演劇人なら、必ず言われた言葉だろう。
そしてその言葉を最も多く投げかけてきたのは己だ。
どうして舞台に立ちたいんだろう。どうして生じゃないとだめなんだろう。沢山のオーディションから一つを選び応募する。どうしてこの団体なんだろう。
増える公演の中止、延期。廃業に追い込まれた劇団、劇場。その中で次こそは、次こそは、と希望を捨てなかったのはどうしてだろう。

なんで○◎やってんの。

この問いは生きていれば誰でも問われる。

なんでここにいんの。
なんで生きてんの。
なんでだろうね。

きっと答えはない。
見つけ出したとしてもそれは瞬きの間に零れ落ちてしまうような光だ。
何度も暗闇に自らを投じてはあがき、探し、見つけたと同時に世界が明るくなる様を繰り返す。
燦然と輝く１番星見つけられたあなたはきっと幸せで、おそらく最も不幸だ。
輝きに目を焼かれ、いっとう明るい光から暗闇へと落ちていく。あがき方を知らなければ、もう一度光を見つけるのは厳しい。
何も見えない真っ暗闇であなたの名前呼ぶ声がきっとあるだろう。それは誘惑か救済か。

だからきっと友がいるのだと、私は信じていたい。

【あらすじ】
情報過多な世界に押し潰されそうな“A”は、ぐるぐると周る頭と目と胸を抱えながらネオン街へと飛び出した。野外ビジョンに映し出された【舞台　運命】ダサい、陳腐なタイトルだ。人生変わったらなとか、思ってないよ。思ってない。
家を出るときに握りしめた紙の束を確認しながら薄暗い階段を降り、受付を抜けると沢山の人。人。人。どの人もそわそわと落ち着かなさそうだ。
開演を知らせるブザーとともに落ちる照明。席を揺らす音響。舞台上には、自由があった。
“A”は思った。「あれが欲しい。」

何もかもをやめて劇団に入った“A”。気がつけば3年が経ち、主演もやった。一番やりたかった作品にも出た。仕事だからと面白くも何ともない舞台に立った。
ずっと一緒にやってきた仲間はどうやらデキ婚をするらしい。
「私は演劇を辞めるけど、あんたはどうすんの」
ずっとやっていくつもりだと思っていた。周りも。自分も。
「もう演劇に救われたって思わなくても良いんじゃない？」
“A”は、何がしたいのか分からなくなった。

【脚本・演出】
奈良岡志保
【期間】５月１９日～２２日　全６～８公演　AB班予定
【劇場】阿佐ヶ谷アルシェ
【チケット】
４０００円予定

オーディションのスケジュール

##審査の流れ##
・審査方法や合否の連絡方法など

オーディション日程
3月6日　
10時から15時の間
3月10日
10時から16時の間

約30分程度

日程が合わない場合はZOOMでの参加も可能です。
オーディションに参加が可能でもZOOMでオーディション可能です。
お好きな方法をお選びください。

ZOOMの方は3つほど日程を指定してください。よろしくお願い致します。

合格後のスケジュール

【稽古】
４月下旬～
５月１４日から集中稽古
１８日小屋入り
１９日ゲネプロ　公演初日　予定

オーディション参加費

オーディション参加費はなし。
場所は追ってご連絡します。

合格後にかかる費用

稽古場、劇場までの交通費、食事代等。

報酬や給与、賞金や賞品、手当など

ギャランティ応相談。
1枚目からギャランティ発生。

応募資格

心身ともに健康的な男女(年齢、経験問わず)

応募方法

##応募方法##
・必要事項
メールの件名に必ず
「オーディション応募」
と記載の上

氏名
年齢
出身地
事務所(所属していれば)
簡単な経歴
オーディションに参加できる日付

バストアップと全身写真(自撮りでかまいません)

・メールアドレス
showgeki@outlook.com
または
Twitterで受け付けております
https://mobile.twitter.com/butaishowgeki

・締切
3/10 23:59
遅れても大丈夫です。

現在台本は執筆中ですので代わりに過去作の台本をお読みいただけます。その際はメールにその旨をお書きください。

ー最後にー
なんでこんな事してるのかなって人生で数え切れないほど想ってきました。きっと一度も思ったことのない人間だっています。別に羨ましいとか、楽そうだなとか思った事はありません。
ただ私は他人がつまづかない所でつまづいてしまうから。そんな私を見てちょっと待ってくれる人達がいるから頑張れてます。
ここまで読んでくれた貴方はどうでしょうか。

呪いは“まじない”とも、“のろい”とも読めます。
私の物語に、貴方なりの呪いをのせてください。
お会いできるのを楽しみにしております。