オーディション写真の撮り方

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オーディション写真の撮り方

2023.9.14

 

 オーディションの合格のためには実力が不可欠ですが、オーディションの応募に使用する写真もその一環として非常に重要です。
 なぜなら、オーディションの審査員は応募者を写真で評価することが多いからです。

 

 アイドル、声優、俳優、女優、いわゆる芸能人を目指すのなら、上手な写真の撮り方のポイントを押さえておきましょう。
 また、自分を最良に映し出すためには、プロのカメラマンやメイクアップアーティストのアドバイスを受けることも選択肢の一つです。

 

 オーディション写真の撮り方を以下に紹介します。
 写真を通じて自分の魅力を最大限にアピールし、自信を持ってオーディションに挑みましょう。

 

 

絶対NGなオーディション写真

 良いオーディション写真の取り方を紹介する前に、絶対NGなオーディション写真を紹介します。

 

 あなたはこんな写真撮ってませんか?

 

いい加減な写真だと一発で落とされる

 

 書類審査ではサッと写真だけを見て「はい、だめ」とふるい落とされることがあります。

 

 それはこのような写真です。

 

  • 顔が見えないほど画質の悪い写真
  • フレームいっぱいの顔アップ
  • 一発でバレるような加工写真
  • プリクラ
  • 自分以外の人と映っている

 

オーディション 写真

 

 「そんな人いないよ~」と思う方もいるでしょう。

 

 でも50人に1人くらいの割合でいるのです。

 

 ふるい落とされる理由はいくつもありますが、一番の理由は熱意が感じられないことです。

 

 写真がいいかげんだと

 

 「この人、このオーディションやる気がないのかな」

 

 と思われます。

 

 やる気のない人と一緒に仕事したくないですよね。

 

 このページを見てくださってる方にはそんな人はいないでしょう。

 

 だからこそ「応募写真くらい……」とないがしろにせずに気をつけて欲しいと思います。

 

無理やり良く見せるのはNG

 

 人前に立つことが多い仕事ですから、審査では当然容姿が重要視されます。

 

 容姿といっても単に「可愛い」「キレイ」「かっこいい」だけが求められているわけではありません。

 

 役柄に合っているか?求めている人材のイメージに合うか?

 

 いったいどのような人なのか、写真を通して少しでも知りたいのです。

 

 無理やり自分をよく見せた写真を使ってしまうと、審査員が判断に困ってしまいます。

 

 小細工で自分を過度に良く見せようとしない。

 

 これが鉄則です。

 

 自分を良く見せようと写真を加工したり、自撮りでいわゆる”奇跡の一枚”を作ったりするのはNGです。

 

オーディション 写真

 

 そんなことをしても面接でバレてしまいます。

 

 写真と実物がかけ離れていると審査員の心証が悪くなります。

 

 審査員に自然なありのままの姿が伝わる写真をとりましょう。

 

 ありのままでナチュラルに見せつつ、美しさと清潔感のある写真が理想的です。

 

 ではどうすればそのような写真が撮れるのか。

 

 撮影の準備、撮影、撮影後と順を追ってポイントを紹介します。

 

 

撮影の準備・服装選び・メイク

スマホでもOK

 

 撮影機材に悩む方がいるかもしれませんが、スマホでもOKです。

 

 スマホのカメラは十分高画質です。

 

 オーディション写真の撮影に使っても何も問題ありません。

 

撮ってくれる人を探そう

 

 自分一人でオーディション写真を撮るのは至難の業です。

 

 自撮り棒を使ったとしても良いオーディション写真は撮れません。

 

 どうやっても不自然な角度で写ります。

 

オーディション 写真

 

 家族や友人にカメラマンになってもらいましょう。

 

 特別なスキルは要りません。

 

 どうしても撮ってくれる人が見つからない場合はセルフタイマーで撮影することになります。

 

 その場合はカメラ(スマホ)を一定の高さで固定する三脚が必要です。 

 

背景はスッキリと

 

 背景がごちゃごちゃしていると本人が目立ちません。

 

 撮影場所は物がないスッキリした場所を選びましょう。

 

 自宅で撮るなら家具や家電が写り込まないところで。

 

 外で撮影するなら何も描いてない綺麗な壁を背景にするとよいでしょう。

 

晴れの日に撮影しよう

 

 外で撮影するなら晴れの日を選びましょう。

 

 自然な光があなたを輝かせます。

 

 どんよりした天気では写真だけでなく、気分も暗くなってしまいます。

 

服装はシンプルで体型がわかるものを

 

 ダボダボの服やマフラー、厚手の上着などはスタイルを隠してしまうので避けましょう。

 

 ロングスカートも足が見えなくなるのでNGです。

 

 柄が派手なものや文字がプリントされたものも避けましょう。

 

 清潔感のあるスッキリしたものにしましょう。

 

メイクはナチュラルに

 

 年齢にあったナチュラルメイクを意識しましょう。

 

 濃いメイクでは審査員も正確な判断ができずマイナス評価になることもあります。

 

 カラコンも不自然な印象を与えてしまうのでNGです。

 

 10代ならノーメイクで!

 

髪型で顔をかくさないようにする

 

 髪が長い人は耳にかけたり後ろでまとめたりして顔がよく見えるようにしましょう。

 

写真慣れしておこう

 

 日頃からたくさん撮られて写真慣れしておきましょう。

 

 自然な表情が出せるようになります。

 

撮影の仕方

全身写真の撮り方

 

 全身写真は頭の先からつま先まで全部写るように撮りましょう。

 

 いくら全身が写るからといっても座った姿勢はNGです。

 

 必ず立った姿勢で撮りましょう。

 

 カメラ(スマホ)の高さはおへその位置が基本です。

 

 O脚の方は正面から撮るとガニ股っぽく写ってしまうので、少し斜めになって撮ってもOKです。

 

 足をクロスするのもOKです。

 

オーディション 全身写真 桜羽萌子

モデル:桜羽萌子

 

バストアップ写真の撮り方

 

 バストアップ写真は胸から頭の先まで全部写るように撮りましょう。

 

 カメラ(スマホ)の高さは目の位置にするのが基本です。

 

 自撮りのように上からの角度で上目遣いで撮るのはやめましょう。

 

 下から撮ると二重アゴになることもあるので注意。

 

 カメラ位置を調整しながら正面で撮りましょう。

 

 小顔に見せるために顔に手にやる方がいますが、輪郭が見えなくなるのでやめましょう。

 

 表情は自然な感じで、軽く微笑むくらいが良いでしょう。

 

 

オーディション バストアップ写真 桜羽萌子

モデル:桜羽萌子

 

光を意識して撮影しよう

 

 光によって表情が全く変わってきます。

 

 顔に光が当たっていないと暗い印象の写真になってしまいます。

 

 逆光や暗がりでの撮影は避けましょう。

 

 屋外で撮るときは陽の光が当たるように撮ります。

 

 目に光が入ることでキラキラした明るい印象の写真になります。

 

 自宅で撮る場合は明るさが十分でないことがあります。

 

 光を反射するレフ板があれば、顔に光をあてることができます。

 

 レフ板がなければ白い紙などで代用可能です。

 

 顔の明るさが大分変わるので位置を調整しながら試してみましょう。

 

自然な表情がベスト

 

 笑顔や軽く微笑んだ顔、あなたが一番好きな顔で撮りましょう。

 

 好きな顔といっても大きく目を見開いたり、奇をてらった変顔はやめましょう。

 

撮影後にすること

友達や家族に選んでもらおう

 

 撮影した写真の中から応募に使う写真を選びます。

 

 自分だけで選ぶのは危険です。

 

 自分では自分が見えないからです。

 

 友達や家族など、あなたをよく知る人に選んでもらいましょう。

 

 日頃からあなたを見ていますので、一番あなたの良さが出ている写真を選んでくれるでしょう。

 

写真の裏にはフルネームを

 

 郵送による応募の場合、書類審査をしていくなかで、オーディション用紙から写真がはがれてしまうかもしれません。

 

 もしはがれても、あなたの写真だと分かるように裏にはフルネームを書いておきましょう。

 

 

自信がない人はプロに撮ってもらおう


 「自分や身近な人では上手に撮れない」

 

 「完成度の高い写真を撮りたい」

 

 そんな時はプロのカメラマンがいるスタジオで撮影しましょう。

 

 ポーズや表情などのアドバイスをもらえるので勉強にもなります。

 

 スタジオ撮影でしたら、宣材やオーディション応募写真プランがあるこちらのスタジオがおすすめです。
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まとめ

 オーディション写真の撮り方のまとめです。

 

項目 ポイント
撮影機材 スマホでもOK。
撮影者 家族や友人に頼むこと。
自分で撮る場合 ・三脚でカメラ(スマホ)を固定してセルフタイマーで撮影する

・自撮り棒は不自然に写るのでNG

背景 ごちゃごちゃしていないすっきりしたところ。
服装 体型がわかるシンプルなもの
メイク ・ナチュラル

・10代なら基本ノーメイク

髪型 顔を隠さないように。
全身写真の撮り方 ・立った姿勢で

・カメラ(スマホ)位置はおへそが基本
・全身が全部写るように
・基本正面から撮る。O脚の方は少し斜めに撮ってもOK。

バストアップ写真の撮り方 ・カメラ(スマホ)位置は目の位置が基本

・胸から頭の先まで全部写るように
・正面から撮る

屋外で撮る場合 晴れの日を選ぶ。
屋内で取る場合 光が顔に当たるよう工夫する。白い紙や白いナプキンがレフ板代わりになる。
表情 笑顔や軽く微笑んだ自然な顔。
写真選別 自分だけでなく家族や友人に選んでもらう。
写真添付 ・写真の裏にはフルネームを書いておく

・剥がれないようにしっかり貼る

 

桜羽萌子さん ミニインタビュー

桜羽萌子

さくらばもえこ

女優、被写体、茶道師範

ツイッター SHOWROOM YouTube

 

── オーディションを受ける直前にされていることはありますか?

 

 身体と心の両方が温まっていると感情が動きやすくて良いパフォーマンスができます。オーディションでも力を発揮しやすいと思います。
 方法は色々あると思いますが、歌という手段が私には合っているので、オーディション前に体幹トレーニングやダンスをしながら歌ったり、カラオケに行くこともあります。

 

── 感情を動かしやすくするために、普段からされていることはありますか?

 

 その場しのぎのものは脆く綻びやすいので、日々できるだけ多くのものを見て、ちいさなことでも感じるようにしています。「あぁ、天気がいいなぁ」とか「あ、花が咲いた」とか本当にちいちゃなことからです。

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