3C分析でオーディション対策
ビジネスで使うフレームワークに3Cというものがあります。オーディションでも3Cを使って客観的に分析し、戦略を立ててみましょう。
3CとはCustomer(市場)・Competitor(競合)・Company(自社)の3つの言葉の頭文字です。
オーディションを受けるにあたって、3Cそれぞれについて次のような分析をしてみてはいかがでしょう。
Customer(市場)
Customer(市場)はオーディションでいうところのオーディション主催者や審査員、そしてオーディション対象の顧客やターゲット層のことです。
- そのオーディションではどんな人材を求めているか?
- 審査員が手がけた作品にはどのようなものがあるか?
- その作品はどんな客層をターゲットにしているか?
Competitor(競合)
Competitor(競合)は同じオーディションを受ける人や、オーディション対象の競合のことです。
- そのオーディションには自分以外にどのような人が受けにくるか?
- その作品の競合にはどのようなものがあるか?
Company(自社)
Company(自社)とは自分の技術や能力、容姿などのことです。Customer(市場)とCompetitor(競合)を踏まえたうえで、自分が勝てるための戦略を立てます。
- 市場や競合を踏まえた上で、自分は合格にふさわしいか?
- 合格にふさわしい人になれるように、努力できることがあるか?
- 自分の能力や人より優れている部分は、オーディションの対象に対して良い効果を生み出すか?
- その作品やイベントが盛り上がるために、自分ができることは何か?
- オーディションの応募資格をみたしているか?
- オーディションに合格したとしてスケジュールは空けられるか?
このように分析すると、自己PRや志望動機につなげることができます。
どうして自分はそのオーディションを受けたか、自分ならどんなふうに貢献できるかをアピールするとよいでしょう。